Review

#021 T様邸

施工中、大工さんと監督さんたちとのファインプレーには感動しました。

  • T様邸
  • 4人家族
  • 述べ床面積 104.49㎡
  • 引渡 2014年1月
  • インタビュー 2014年7月

 

Q:こんにちは。ご無沙汰しております!緑の芝生がすごく映えるお庭ですね! ナチュラルな雰囲気がT様の雰囲気にぴったりです。

 

T様(以下ご主人)・奥様:ありがとうございます。実は芝生や植栽などは引っ越してから購入して、少しずつ作っていったんですよ。

Q: ええ?!すごい!今日はお庭がきれいに出来上がったと伺って、取材させていただくことになったのですが、本当に素敵なのでびっくりです。自分たちでつくりあげていくお庭だと、思い描いた通りに出来上がっていくのが楽しみでもありますね!それでは今日はよろしくお願いいたします。

 

ご主人・奥様:こちらこそよろしくお願いいたします。

 

 

Q:完成見学会でこちらを会場としてお借りした時もかわいいお家だなあと思ったのですが、実際にお住まいになられてから、更にかわいいお住まいになってらっしゃいますね。

 

奥様:ありがとうございます。

 

Q:この暖簾(のれん)は、もしかして奥様の手作りなんですか?

 

奥様:そうなんですよ。こうい絵柄やテキスタイルが似合うような家にしたかったんです。

 

Q:ファブリックも家具も、お家のかわいい雰囲気にとても合ってますものね。家づくりを考えるうえでも、やはりコンセプトというのはあったのですか?

 

奥様:キーワードとしては、「塗り壁」「無垢の木」「オレンジの屋根」でしょうか。全体的にはナチュラルでかわいいイメージの家にしたかったんです。

 

Q:なるほど。iestoryのコンセプトは「無垢としっくいの家」ですものね。T様のコンセプトにちょうど合致していたのですね。

 

ご主人:最初は家づくりの雑誌を見たり、いろいろな会社のHPを見たりしていたんです。iestoryさんのHPはギャラリーがとても充実しているし、丁寧に作られていて内観の写真などとても参考になりました。

 

Q:ありがとうございます。

 

奥様:OB宅訪問と外観見学のバスツアーで、実際のお家を一日でたくさん見られたのも良かったですね。実際に住んでいるお家の方にお話を伺ったり、何年も経った漆喰の様子を実際に目で見てみることができて、私たちの家づくりにも非常に役に立ちました。漆喰ってやっぱり素敵だなあと再認識できた機会でもありましたね。

 

ご主人:いろいろな会社の見学もしたのですけれど、コテのニュアンスが残るような、雰囲気のある塗り方をしてくれる業者さんは少なかったですね。しかも天井までしっくいで仕上げるという会社はiestoryさんだけだったんですよ。

 

奥様:ずっと住んでも飽きのこなそうなシンプルなデザインが多いのも良かったですね。

 

Q:ありがとうございます。 iestoryの理念の一つとしても、「大切に世代から世代へと受け継がれていく」家づくりをするということがあるんです。流行に流されず世代を超えて美しいと思われる家づくりを理想としているんですよ。

 

 

Q:かわいいものがたくさん詰まっているT様のお家ですが、こだわりのポイントというのはありますか?

 

ご主人:設計の段階で家族の希望をいろいろお伝えして考えていただいたのですけれど、シュークロークの空間に、靴などを置く棚以外にパイプハンガーをたっぷりつけていただきました。今まではコート類はいったん玄関で脱いでから部屋の中にしまう必要があったのですが、これをつけることで、コートを玄関で脱ぎ着できるのでとても助かってます。

 

奥様:それに玄関収納はかなり広めにとってもらったので、ゆとりがあってとても使いやすいです。

 

Q:玄関に入った感じも非常にゆったりしてますものね。収納がたっぷりあるからなんでしょうね。ほかの収納はいかがですか?収納スペースが少なかったなんてことはないですか?

 

奥様:適材適所に収納スペースを取っていただいたので、とても助かっていますよ。

 

ご主人:洋服や保管するものなど、うちの家族は多いほうかなと思っていたのですけれど、収納スペースにはまだ余裕がありますよ。ロフト部分は固定階段をつけていただいたので、季節ものの重たいものなどの収納も安心して出し入れができますしね。

 

Q:そうですか。そういっていただけると私たちも安心です。

 

 

ご主人:収納をたっぷりつけたいという要望を最初に申し上げていたのですが、女性スタッフの方から「物を減らして暮らす生活」というのも提案されました。それまではたくさんあるものをどうやって収納するかということを考えていたのですけれど、そういう生活もあるのかと、とても新鮮でした。

 

奥様:そうなんですよ。それで、引っ越すときには持ってくるものも少し整理したんです。劇的にものが減ったわけではないのですけれどね。それでも収納にはまだまだ余裕があるので、心にも余裕ができた感じですね。

 

 

 

ご主人:ロフトの収納といえば、すごいなあと思ったことがあったんです。

 

Q:どういったことですか?

 

ご主人:我が家のロフトは、収納メインで使う予定だった寝室上の空間と、子供たちが遊んだりくつろいだりできるように子供部屋上の空間と2つあるんです。

 

Q:2Fホールにある固定階段をのぼると両方のロフトに行き来できて、使いやすいつくりだなあと思っていたんです。

 

 

ご主人:そうなんですよ。実際とても使いやすいです。でも建築前の段階では固定階段から行けるのは寝室上のロフトだけだったんですよ。子供部屋のロフトへは子供部屋から直接はしごを使って上がれるような感じだったんです。

 

Q:最初、ロフトは2つに仕切られてたんですか?

 

奥様:そうなんですよ。壁で仕切られる予定だったんです。もう工事が始まって大工さんが木工事の作業をされている時のことなんですけれど。主人の休みの日に家族で現場に立ち寄ったのよね。

 

ご主人:そうそう。その頃はもうロフトの仕切り壁も出来上がってて。その時現場で作業中の大工さんと話をしていたんです。そうしたら、大工さんから「せっかく固定階段があるんだから、ここから子供部屋へも入れるようにしたほうが便利なんじゃないか?」というお話を受けたんですよ。

「壁の一部を取って子供部屋のロフトへの出入り口を作って、固定階段から入れるようになれば、子供部屋のはしごをつけなくてもいいし、その分ロフトのスペースも確保できるから広く使えるよ。」と。

なるほどそう言われてみるとそれもいいなと思ったんですが、その時の段階では仕切りの壁が出来上がっていたし、そんなことできるのかなと心配な気持ちを大工さんに話したんです。

すると大工さんがその場ですぐに現場監督に連絡を入れてくれて。さらに監督から設計の担当や営業の担当の方へ連絡が行ってすぐ社内での了解を得られたみたいです。

ほんの数分の出来事でしたけれど、ものすごいファインプレーだなあと、あの時はとても感動しました。

 

奥様:子供部屋ロフトの手すりの一部は、それまでの予定だとはしごをかけるためにオープンにしないといけなかったのが、全て手すりをつけてロフト空間を有効に使うことができるようになったので、実際に住んでみると本当に使いやすいです。固定階段だから子供たちも安心して登れますしね。

 

Q:そんなことがあったんですね。スタッフそれぞれも、みなさんの家が出来上がっていくのが自分の家を造るような気持ちで楽しいんですよ。お子さんたちも隠れ家が増えたみたいで楽しそうですね。

 

 

Q:さて、T様 のお家は1月のお引き渡しから冬と夏と両方ご経験されてると思いますが、実際の住み心地はいかがでしょうか?

 

奥様:キッチンにいながら、1階を見渡せて家族の気配を感じられるのはとてもうれしいです。

 

ご主人:リビングもゆったりと落ち着けるので、家にいることが多くなりました。やはり断熱性能もいいんでしょうね、冬場は朝の寝起きが全然辛くないのでびっくりしました。

 

奥様:子供たちが夏休みに入るまでは、ほとんどエアコンも入れなかったんですよ。うちは床下エアコン暖房をとりいれたのですけれど、冬場は足元から温まるし、夏場は冷房としても使えるからとても快適ですよ。

 

ご主人:最初は床下エアコンが収納してある格子扉をあけて使用していたのですけれど、前に相談したら、エアコンの前にサーキュレーターをおいたらどうかとアドバイスしていただいたので、今度エアコンをつけるときは試してみようかと思っています。

 

Q:なるほど。また効果のほどを教えていただけると、私たちも勉強になります。

 

 

Q:最後にiestoryへのアドバイスなどがございましたら教えてください。

 

ご主人・奥様:とてもアットホームな会社だなという印象ですので、それを大切にしていただきたいと思います。漆喰体験教室や木工教室など、いろいろなイベントでつながっていられるのもいいですね。長く住む家のことだから、何かあった時に頼みやすい会社だと思いますので、そういった会社のアピールをもっとしていくといいんじゃないかなと思います。

 

Q:ありがとうございます。自己PRをもっと外に発信していくのはこれからの課題ですね。これからもHPを通じていろいろな情報を発信していきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

 

ご主人・奥様:こちらこそどうもありがとうございました。