石灰石を砕き、焼く 2012/04/22
ちょっと黒っぽくてかなり固い感じ。
化学式でいうと
CaCO2(炭酸カルシウム)です。
石灰石の段階では、まだただの黒い石って感じですね。
この後、「焼成(しょうせい)」といわれる工程に移ります。
約1200℃の熱で石灰石を焼いて、石灰石を生石灰にする工程です。
石灰石(CaCO2・炭酸カルシウム)が、二酸化炭素(CO2)を排出して、生石灰(CaO・酸化カルシウム)ができるんですよ。
生石灰になると、こんな色になります。普通の黒い石が、こんなに真っ白に!
こんなきれいな生石灰になるには、
鉱山の一角にある、こんな場所に秘密が。
廃墟のような雰囲気ですが、全然そんなことはありません。
どんどん奥に進んでいくと。。。
地面からもくもくと煙が!!
原石を焼成するための窯になります。
近寄るとかなりの暑さです。
社員の方の説明によると、
この炉は10メートル近くの深さがあり、下に行くほど細くなる
逆三角形(ロートみたいな形?)になっているんですって。
ここで昔ながらの製法、塩と石炭でじっくりと焼き上げます。
この土中炉は、一度火をいれると、5~6年は火を絶やさずに使い続け、
複数ある土中炉を、交互に使用するそうです。
ちなみに焼成が終わってできた生石灰は
~2021年1月12日追記~
最新の研究で漆喰による新型コロナウイルス不活化効果が確認されました!
詳しくは下記URLのページよりどうぞ♪
https://www.shinodakoumuten.jp/blog/202010133428.html
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