Question

Q 005 住宅ローンの金利が確定するのはいつ?えっ!融資申込み時ではないの?

各金融機関の店頭に金利3年固定○%などと明記されているが、金利が確定するタイミングは各金融機関によって異なります。金利確定の時期としては以下のケースが考えられます。

  • 申し込み時の金利適応
    代表的な例として住宅金融公庫などは融資の申し込み時の金利が適応になります。ですから金利上昇傾向時に建物完成が半年先の計画でも今後金利が高くなると考えた場合に安い金利時に申し込みをして金利を確定することが可能です。
    特に住宅金融公庫などは返済の建物完成時からになりますのでアパートなどの家賃と重なることも回避できます。
  • 建物完成時の金利適応
    代表的な例としてフラット35の場合は建物が完成し、融資実行時の金利適応になります。ですから住宅ローンを検討し融資申込、融資承認がでた場合の金利ではなく、建物が完成する予定時が半年後の場合は半年先の金利となります。金利が上昇傾向にある場合はその金利上昇リスクも考慮する必要があります。
  • 建物上棟時や着工時
    金融機関によっては融資承認後、いつでも融資の受け取りが大丈夫な場合と建物が上棟したのを確認した以降に融資受け取り可能のケースもあります。その場合は融資実行時の金利確定になるケースがほとんどです。ですから上棟時に融資の受け取りをすればその時の金利になりますし、着工時に融資可能で融資の受け取りをすればその時の金利が適応になります。一般的には融資の受け取りをしますと、すぐに返済が始まります。
  • キャンペーン金利
    通常は融資の受け取りの時点での金利対応になりますが、各金融機関がキャンペーンなどで、金利の優遇をしている場合などは特別に申し込み時の金利適応の場合もあります。

このように金融機関によって金利確定時が異なっています。もちろん土地と建物の両方を融資受ける場合や建物だけもしくはマンションなどの物件によっても異なりますので自分が融資を受けようとする金融機関の商品をきちんと確認されることをお勧めします。

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