まず最初に案内されたのが採石現場である、石灰岩の山!
葛生地域で、自社で山を持っていて
採石から製造までやっている会社はとても少ないんだそうです。
ほとんど草木は生えていないんですね。。。
段々畑みたいになっているのが砕石場所です。
かつては山だったのが、
掘り下げていって、今のようなくぼんだ段々畑のような形になっていったとの事。
遠目で分かりづらいですが、一番下の黄色い車がいる現場が海抜140m、私たちがいる場所が海抜180m、
(ちなみに群馬では安中市役所が海抜180m)
一段がだいたい10メートルくらいなんですって。
この地区の石灰岩の地層は、
2億5千万年前の海生生物(サンゴ虫など)が化石化したものです。
昔はこんな内陸も海だったんですね~!
昔の採石方法は、手作業で掘り進めながら作業をしていたそうなんですが
今は採石場所に穴を掘って、
粉状のダイナマイトを仕掛けて岩を割っていきます。
ダイナマイトで砕かれた石灰石は、まだ大きな塊なので、
更に小さく砕かれて
10~30mmのもの、40~80mmのものと、大きく2つに分けられるそうです。
カテゴリー: 04_漆喰について